出典 http://www.saga-s.co.jp/images/article/
3月10日(金)に、韓国・憲法裁判所にて朴大統領に罷免の弾劾裁判判決が出されました。
現在8人いる憲法裁判所の裁判官のうち、6人以上の全員が「国民の信頼を裏切り重大な違反」ということで罷免を賛成し、現在職務の停止している朴大統領に罷免という弾劾裁判結果となりました。
●争点となった5つの訴追理由とは?
1.国政介入
2.セウォル号沈没事故の当時の内容(生命権の保護義務違反)
3.職権乱用
4.言論の自由の侵害
5.贈収賄疑惑
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この5つのうち、1つでも該当するということになれば弾劾ということとなりますが、裁判中に「国政介入」などにあっては事実であるとの内容が認められている裁判中の発表があり、8人の裁判官が全員一致で罷免結果となりました。
●今後朴大統領はどうなる?韓国初の弾劾失職
今回の弾劾裁判がで「罷免」という結果下され、韓国史上初となる罷免による失職となりました。
これによって、60日以内に大統領選挙が実施されます。
最近の世論調査では70%以上の人たちが朴大統領の弾劾に賛成しており、反対派もいる中この罷免の発表がなされた時、憲法裁判所前に集まった反対派からもその結果に対する大きな声も上がる事態にもなりました。
厳重警戒の中においての憲法裁判所前ですが、現在のところ賛成派と反対派による衝突などは確認されていません。