2016年11月20日22時から放送の日本テレビ「おしゃれイズム」に俳優の阿部寛さんが出演します。
番組内で、生瀬勝久さんや関ジャニ大倉さんが阿部寛さんの本性を暴露します。
いまでは、知らない人がいないほど大人気の阿部寛さんについて調べてみました。
阿部寛(あべ・ひろし)
《本名》 阿部 寛 (あべ ひろし)
《生年月日》 1964月6月22日(52歳)
《血液型》 A型
《身長》 189cm
《体重》 75kg(変動あり)
《出身地》 神奈川県横浜市
《趣味》 テニス・古武道
●主な出演経歴
・1983年 大学在学中に「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に優勝しモデルデビュー
・1987年 大学卒業と同時に、映画「はいからさんが通る」で俳優デビュー
・1991年8月29日フジテレビドラマ「世にも奇妙な物語」の「ま・ば・た・き」でドラマ初主演を務める
・1993年 つかこうへい作・演出の舞台『熱海殺人事件 ~モンテカルロ・イリュージョン~』でバイセクシュアルの部長刑事役で主演し、話題となる
・2000年7月7日スタートのテレビ朝日ドラマ「TRICK」に出演 以降人気シリーズとなる
・2003年1月15日スタートの日本テレビドラマ「最後の弁護人」で13年ぶりに連続ドラマ主演を務める
・2004年4月13日スタートの関西テレビドラマ「アットホーム・ダッド」で主演を務める
・2005年7月8日スタートのTBSドラマ「ドラゴン桜」で主演を務める
・2006年7月4日スタートの関西テレビドラマ「結婚できない男」で主演を務める
・2010年4月18日スタートのTBSドラマ「新参者」で主演を務める
・2012年4月28日公開の映画「テルマエ・ロマエ」で主演を務め、第36回日本アカデミー賞主演男優賞を受賞
・2015年10月18日スタートのTBSドラマ「下町ロケット」で主演を務める
●阿部寛の下積み時代
1983年(19歳)のモデルデビュー以降、雑誌「ノンノ」「メンズノンノ」のカリスマモデルとして大人気となるが、
当時はバブルのピークでもあり、投資用に高級マンションを購入した結果、バブル崩壊と共に数億円とも言われる借金を背負う。
1987年(23歳)以降は俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな(本人は当時の事を「フェラーリで乗り付けるような」と語っている)二枚目の役しか与えられなかった。
さらに、背の高さから相手役の女優と映像的にマッチせず、次第に仕事も減っていき大きな焦燥感に駆られていた。
追い討ちを掛けるように、「かつて一世を風靡した有名人」を捜索するバラエティ番組『あの人は今!?』の取材で捜索対象になる。
本人の著作によれば、1992年にNHKドラマ『チロルの挽歌』に高倉健が主演するという話を聞くと、名前のつかない端役にもかかわらず出演を希望、何か小さいことでもヒントを得ようとしたとされる。
現在は、人気好感度ランキング上位常連でもあり、有名な作品に多数主演している阿部寛さんですが、決して順風満帆なタレント人生ではなかったようです。
一度モデルとして成功してからの不遇の時代は、大変辛かったでしょう。
そこで腐るか、「なにくそ!」と這い上がる雑草魂を持てるかがそれからの人生を左右するのだと思います。
むしろ、その時の人生の逆風が阿部寛さんの演技の幅を深めたのだと
感じざるにはいられません。
シリアスな役ももちろん素晴らしく、その大きな体躯から絶大な存在感を放っていますが、
多くシリーズ化され、映画にもなった「TRICK」では、
さらにその存在感を大きくし、かなりの割合(ほとんど)コミカルな役柄を演じられていたのが印象的であり、むしろ「TRICK」から阿部寛さんの存在を知ってファンになっていった人も多いのではないかと思います。
ちなみにモデル時代に抱えた借金は、約20年をかけて完済されたようです。
普通は数年払い続けるだけでも精神的にかなり堪えてしまうところですが、
それを20年かけて払い続けるとなると、
本当に身体だけでなく精神的に相当タフな方であると思います。
やはり成功される方は、逆境にも耐え続け、
苦しいことでも継続して続けられる精神の持ち主であり、
まさに阿部寛さんはその典型例の方と言えるでしょう。
シリアスな役から、コミカルな役までこなす阿部寛さんですが、
さらに深みを増して行かれて、さらに多くの役柄を見ていきたいという願いとともに、
これからの活躍にも期待しています。