2017年2月20日(月)放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル」において、野球界で一世を風靡した「新庄」先生が出演され、過去の自身の、番組史上過去最高額となる金銭トラブルについてのしくじりを語られました。
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Contents
●番組内容は?
過去に大きな失敗を体験した“しくじり先生”が生徒たちにしくじった経験を教える反面教師バラエティ番組。今回は、新庄剛志と坂本ちゃんがしくじり先生として熱血授業を開講します!次々飛び出す驚愕エピソードに教室が震撼!そして授業の最後には先生たちによる熱いメッセージで教室は感動の嵐!お楽しみに!
- 先生(1)
- 元プロ野球選手の新庄剛志が“お金に無頓着すぎちゃった先生”として登場。大リーグでも活躍した新庄剛志先生は、規格外の言動で常に注目を集めるスター選手でした。しかしプライベートではお金に無頓着で、その結果、プロ野球を引退した時には通帳に残っていた金額は僅かだったと告白。そこで今回は、新庄剛志という“スーパースター”の生き方を解説するとともに、お金で後悔しないための教訓を伝授します!
出典 http://tv.yahoo.co.jp/program/26469975/
というものです。
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そして、番組が始まったときは、バリ島からの新庄選手のVTRから始まり、スタジオのセットの黒板が反転して華々しく新庄選手が登場するところから始まりました。
この収録のために、先日バリから帰ってきたとのことで、自身がしくじり先生の大ファンであることもあって、自分が出たいとオファーしました。
●スーパースター新庄選手・とてつもない身体能力とは?
出典 http://tv.yahoo.co.jp/program/26469975/
1972年生まれの45歳。
阪神へドラフト5位で入団し、10年間阪神タイガースで活躍し、2001年にメジャーのメッツで活躍。
2004年に日本ハムファイターズへ入り、惜しまれつつ2006年に引退したという経歴を持っています。
少年時代はとてつもない身体能力を持っていました。
サッカーは2日で1番になり、体育の授業で先生がバク宙をしたらそれを見てすぐに行うことができ、小学校2年生の時は、川の石投げで推定80mを飛ばして野球選手を目指すこととなりました。
高校で野球しているときは、外野からホームへのネットへ投げた肩を買われて、その1球で甲子園に行くことなくプロ野球選手となりました。
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●テーマ:TSU-2ライフ(ツーツーライフ)とは?
今回のしくじり先生において、自身にとって何かあるときの数字として「22(ツーツー)」というものが関わってきます。
ちなみに、阪神タイガースへ入団して三年目の22歳(ツーツー)で2200万円(ツーツー百万)を稼ぎました。
この「22」は今後も度々出てきます。
●重要人物A氏の登場
このA氏とは、母が新庄選手が野球で大金を得た時に管理や色々良くしてくれるように紹介された方です。
A氏はたくさん会社を経営しており、豪華な住宅も所有。警察官も歩いていたら敬礼するような方でした。
しかしこの方が、今後大きな金銭トラブルの産む原因となります。
●使ったお金をすぐ使ってしまうがオファーがスゴイ
野球界でも、敬遠ボールを打ったりと非凡な身体能力と伝説を残してきた新庄さん。
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年俸も8000万円となりましたが、このお金はすべて車に使ってしまい、残金が0円になっていました。
スターだったからという理由で使いまくっていたそうで、そんな新庄選手はFA権を得た時に、海外へ行かないように阪神タイガースから12億出すから行かないでくれと言われました。
なぜかというと、新庄選手が出場した日は焼きそばなどの売り物含め、売り上げが2億2千万円(ここでも22)になるからだそうです。
ちなみに出場しないだけで一日の売り上げは1億円を切ってしまうそうです。
●ニューヨーク・メッツからオファー
阪神とヤクルトスワローズから、両方とも12億円のオファーがありましたが、その中でニューヨーク・メッツからオファーがありました。
行くならスターで的な、しかもニューヨークしか頭になくて、活躍はしていた新庄選手なのであとは電話やオファーを待っていたとのことです。
そして、試合後にニューヨーク・メッツの交渉役から「六本木で会えないか?」という電話で向かいました。
そしてその場所で行ったら、大量の資料とともに、年俸「2億2千万円」と書かれた資料を見ましたが、実はゼロの数え間違いで、実は年俸「2200万円」であると同席した英語のわかる知人は指摘しました。
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今まで日本人で野手でメジャーへ行った人がいなくて、わからないという理由からこの値段での提示です。
しかも、相手側は「あと22時間しか待てない」というタイムリミットも出してきました。
当時、阪神、横浜、ヤクルトの3球団のどれを選ぶかで日本は注目していましたが、誰も前情報を知らないという状況で「ニューヨーク・メッツへ行く」とその場で会見。
誰もが驚きが隠せない中、一番家族に怒られていました。妻も一緒にアメリカへ行かない状態です。
親だけでなく、妻さえ知らない状態。周りからも「成功しない」と言われる中、Aさんだけが「行った方が良い」と答えましたが、これが金銭トラブルの引き金となりました。
●メジャー開幕前の試練
英語もわからないという中で、野球に集中したいため妻も日本に残し、知り合いの知り合いの知り合いの英語がわかるような人立ち合いで契約書等にサインするという現場になりました。
しかしその知り合いは結局「Pardon?(何ですか?)」を連発し、結局英語がわからないという事態に。
そして来年の税金が払えないという状態になりました。阪神時代の年俸8000万円の約半分の4000万円の税金が払えないという事態にもなりました。
そして新庄選手は2200万円で買ったフェラーリが3億というオークション結果となりましたがそれは「高すぎて相手に悪い」ということで売らず、CMの8000万円でおかげでどうにか乗り切りました。
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●日本人初の4番バッターに
そんな中、メジャーで日本人初の4番バッターとなり、しかもその相手が「最強の左腕」と言われるランディ・ジョンソン。
相手の変化球や剛速球に、4打数0安打という結果となりました。
「打てない」と初めて思ったらしく、次の日はスタメン落ちとなってしまいました。
しかし次にまたスタメンで4番というチャンスが巡り、これをチャンスと思って打ちまくり、それからずっと4番を続けるという結果をを残し、結果スーパースターと呼ばれる存在になりました。
●スターの規格外の待遇(野球はバイト?)
ニューヨークで結果を残し、ニューヨークでも店に入ると「全部プレゼントします」と言われたり、パトカーで送迎しますと言われたり、ニューヨークタイムズには「ニューヨークは新庄の街だ」と書いてもらえるほどになりました。
日本に一時的に帰ってもCMやスポンサー料でかなり設ける結果となり、「野球マジ バイト」というネットが荒れそうな言葉も残しました。
●新庄名言「わいたこら」とは
新庄選手の出身の九州の方言「わいたこら」といものがあり、意味は、「すごい。なんだこれは。」というものです。
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つまりは驚きの言葉です。
新庄選手は今回のしくじり先生でもこの発言を何回か行っています。
その場面の一つとして、サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した時のキャンプで、監督を始め、バリー・ボンズやロブネンのようなスター選手が、日本の法被(はっぴ)を着て新庄選手を待っていたとのことです。
この待遇に驚きを隠せず、しくじり先生のスタジオで「わいたこら!」と発言しました。
この言葉がスタジオで自然と出たということは、当時の同じ状況でもそう発言したか、心の中でそう思っていたのかもしれません。
●結果が残せず日本へ
ニューヨーク・メッツからサンフランシスコジャイアンツに移籍した新庄選手。かなりのVIP待遇でしたが、逆境が強いほど燃えて強くなる新庄さんにとっては、逆に妙なプレッシャーや、逆境がないということもあり、成績が残せなくなりました。
そのこともありマイナーリーグ行き、日本へ帰ることになりましたが、日本では日本ハムファイターズへ入団。
そして被り物で登場したりなど、新庄劇場を行いました。
その時の被り物等は自分のお金で用意されたりしていたとのことです。
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実際にこの異様なマスクには、600万円もかけたそうで、しかも監督や他の人には伝えずに行うという新庄選手流はずっと続いていました。
出典 http://blogimg.goo.ne.jp/
●引退するまでに44億を稼ぎ出し、衝撃のメール離婚
出典 http://tv.yahoo.co.jp/program/26469975/
今回は税金について覚えた新庄さんは、半分の22億円をを払い、22億円というお金が結果自分の懐に入るという結果となりました。
そして引退し、バリ島へ行ったときに、ここでの生活に魅かれました。
そして本当に自由がほしくて、妻にメールで「別れてほしい」と伝えるというメール離婚という衝撃の方法を行いましたが、妻も「夫はそういう方だから」とうことで了承するという結果となりました。
●ある人物Aに裏切られる
この裏切りによって、番組史上最大額のしくじり金銭トラブルとなりました。
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それまでお金を預けていたAさんに、妻への慰謝料を含めてお金を出そうとしたところ、「2200万円」しか残っていないという事態となりました。
そのため、裁判を起こしましたが、A氏が破産宣告によって裁判終了。結果8000万円しか戻らないという結果となりました。
今までの22億は、A氏の会社の運用のために使われていました。
このことについても、自身がしっかりとお金を管理していなかったのが悪かったと反省の思いを述べていました。
●新庄選手のメッセージと結果
出典 http://tv.yahoo.co.jp/program/26469975/
切り替えの早い新庄選手は、やはり切り替えが早いです。
失ってしまったら、また稼げばいいという思いで、日々強く生きていっています。
そのこともあってか、バリ島の生活では、自身でお金の管理をして頑張られ、今までには決してやらなかったであろう、使う分のお金は自分で銀行からおろし、スーパーマーケットで買えるものを買い、レジの店員に顔も覚えられている状態でもあります。
そして今回の新庄剛志先生のしくじりは、「お金の管理を人に任せすぎた」ということ。
そして教訓とメッセージは、「失くしたものは戻らない 気持ちを切り替えまた稼ごう!」とい本当にポジティブなものでした。
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22という悪魔のような数字と、億単位を一気に失うという経験をされた新庄選手ですが、結果前向きに日々を楽しく生きているという姿は、習うべきところがたくさんあると思われます。
また日本へ来て下さることや今後の活躍も祈るばかりです。
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