2017年6月18日(日)日テレ放送の「世界の果てまでイッテQ!」の人気企画【世界の果てまでイッタっきり】で、みやぞんさんが投げ槍”アトラトル”と、旅のお供としてヌンチャクに挑戦しました。
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●番組内容は?
世界の果てまでイッタっきりの企画は、ある挑戦課題が課せられ、それを成功しないと帰国できないというものです。
もともと時間のある芸人が割り当てられていましたが、みやぞんさんがこれで大ブレイクを果たし、最近ではテレビで見ない日はない状態にもなっています。
ですが、今までこのイッタっきりで、牛を飛び越える「ブル・リーピング」や、空中ブランコ、この世に一人しかできないと言われる水の上を走る「水上漂」、回転ミルクティーの技術など、数々の奇跡成功を遂げ、そのポテンシャルの高さからもはやみやぞんさん以外に行える人がいるのか?
という状態にもなっています。
ブレイク中ということもあり、忙しさから途中帰国する可能性もありますが、今回もみやぞんさんが挑戦のためアメリカへ向かいます。
チャレンジするのは、かなり昔マンモスを狩るときにも使われていた投げ槍「アトラトル」。作るところから始まり、100m先の的に当てることが達成目標にあります。
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そして、そのチャレンジの合間に行う旅のお供として「ヌンチャク」にも挑戦されます。
●投げ槍「アトラトル」とは?
かつてマンモスを捉える時に使われるとも言われていた投げ槍「アトラトル」。
これは太古の中央アメリカやアステカで使用されていた投げ槍です。
かつて日本の縄文時代や狩猟時代にも使われたように、槍の先には刺さりやすくするために黒曜石や胴、動物の骨なども利用されます。
今でもジャングルの民族でも使われていますが、槍の先に毒を塗って獲物を仕留めようとしていました。
槍自体の構造や細さを考えると、この矢でマンモスや動物を仕留める能力はあまりなさそうな気がします。
大人数で毒の塗った大量の槍で弱らせ仕留めたという方が現実的ではないでしょうか?
そして、槍投げは現在の世界記録でも100mに達していない中で、みやぞんさんは100mの的に当てようとしているわけですが、いくらかなりのパワーを持っているみやぞんさんでも普通ではそこまで飛ばすことはできないでしょう。
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しかしアトラトルには、それが可能となる構造の秘密がありました。
●アトラトルの特徴的な構造とは?
出典 http://stat.ameba.jp/
アトラトルは、オリンピック競技にもなっている槍投げのように槍を自身の手で持って投げるものとは異なっています。
本槍の一番後部に、もう一つの手で持った棒を引っかけて押し出して槍を飛ばすという形になっています。
これによって、脇の部分が支点、握った部分が作用点、本槍の後部の部分が作用点となったテコの原理が働く形となります。
普通に槍だけを投げた時に比べ、このアトラトルのテコの原理をつかった方法だと、一般の男性でも150m飛ばせるそうです。
となれば、コツさえ掴んでしまえば、野球部でピッチャーをしており、130kmのスピードもだしており、キックボクシング経験から、過去パンチ力の検証で213kgを出しているみやぞんさんの方や身体パワーを考えると決して無理な挑戦ではないと思われます。
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感覚や、コツの習得には天才的な才能を持っているみやぞんさんは、驚異的な飛距離をたたき出すかもしれません。
音楽のむしろ一番難しいのは、100m先の的に当てるということになるかもしれません。
●アトラトルの作り方は?
みやぞんさんは、まず挑戦する前にアトラトルを制作しないといけません。
作り方は、次のようになります。
1 約60cmのパイン材を型に合わせて切り、持ち手側に2、5cmくらいの穴を開ける。この穴が投げる時の人差し指置き場になります。
2 表面をやすりで整える。
3 先に45度くらいの傾斜をつけて穴を開け、引っかける棒を接着剤と紐で固定する。
4 次に矢を作ります。棒の端を鉛筆のように尖らせて、反対の端に穴を開ける。穴を開けた側に20cm弱の羽根を2本接着材で貼り付けて、糸を巻き付けると完成。
出典 https://cucanshozai.com/
この全体の作り方を動画で見ると、次のようになります。
英語での説明になりますが、作り方の流れはその形を映像で見れるので割とわかりやすいとも思います。
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意外と、小学校の図科工作でも出来そうなほど、簡単にに作れそうに思えます。
ただし、かつては完全に武器として使用され、また現在でも作り方や当たる状態によっては殺傷能力のあるものなので、決して人のいない場所と、自身のためにも完全に安全が確保される場所で使用しなければならないでしょう。
●旅のお供でヌンチャクも挑戦!
出典 http://www.yamatokikaku.co.jp/
いつも「イッタっきり」の企画では、主に挑戦に合間に、旅のお供として他のことに合わせて挑戦します。
一番記憶に新しいのは、タイで回転ミルクティーを会得しようとする合間にムエタイの蹴りでバナナの木を折ることができるのか?
イタリアの空中ブランコの時にはシュークリームを作ったり、中国の「水上漂」をマスターする時には中国の饅頭「マントウ作り」を行ったりと、いずれも最初は失敗しつつも成功させていっています。
今回挑戦するのは、みやぞんさんが大好きとも言っている中国映画にも使用されるヌンチャクの技法。
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みやぞんさんは過去にも、手を印をム結ぶように組んで「スパルタンX!」と言ったこともあり、そのスパルタンXとはジャッキーチェンも出演する中国の映画のタイトルでもあります。
みやぞんさんはジャッキーチェンが好きで、小中高校とジャッキーにその時間を費やしていたとも言っているほどです。
そのため、ヌンチャクには並々ならぬ思いもあり、おそらく挑戦もしたこともあるのではないかと思うので、今回の旅のお供としての挑戦は、より高度な挑戦にもなるかもしれません。
今回のアトラトル挑戦で、またみやぞんさんは奇跡成功をおさめることができるでしょうか?
ヌンチャクの挑戦も合わせて、今回の挑戦も期待です。
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