出典 http://www.futabasha.com/
2017年8月4日(金)テレビ朝日放送の「クレヨンしんちゃん」のオリジナルストーリーの938話「ナゾの人魚伝説だゾ 前編・後編」で「甲殻類機動隊」が登場し話題となりました。
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登場はわずか10秒程度であったにもかかわらず、そのインパクトの強さはかなりのものがありました。
その元ネタは世界的にも有名となった「攻殻機動隊」という漫画・アニメーションですが、いったいどのようなものなんのでしょうか?
●今回のクレしん話と甲殻類機動隊の登場
今回は、通常の日常生活の舞台や設定が少し違いますが、野原一家が10年ローンの「限界丸」という船で行動しているというストーリー。
その中で人魚の一家(一族)と出会って、仲良くなって別れた次の日にその人魚たちは悪い人たちの船にさらわれてしまいます。
そこで逃げ切った1人の人魚に野原一家は助けを求められ、その悪党の船に挑んで人魚を助けに行きます。
しかし、相手は銃火器を持っており、野原一家の船「限界丸」は悪党の船に突進した衝撃で撃沈。
そこで、以前会っていたイワシ(魚)のイワシタ君にもらった、何かあった時に吹いてと言われた「ホラ貝」でイワシタ君ら海の生物に助けを呼びました。
イワシのイワシタ君を呼びましたが、戦力差が大きいためイワシタ君らは海の仲間を呼びに行き、その最中にイワシごと残り1人の人魚は悪党の網にかかってしまいます。
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その時に助けを聞いて登場したのが、ロブスター一行の「甲殻類機動隊」です。
このインパクトはあまりに強すぎですねw
そのハサミで網を切ってイワシや人魚を救うファインプレーを見せ、結果としてはイルカに悪党たちの気を引いてもらったり、船に侵入した後に助けた人魚がプロレス技をかけたりして、見事人魚一家は無事に生還し、野原一家はつなぎ合わせた船「限界丸」で再び旅を続けるということで話は終わりました。
●元ネタ・攻殻機動隊とは?
今回の「甲殻類機動隊」の元ネタは明らかに「攻殻機動隊」であると思われます。
出典 http://blog.ivory-store.com/
士郎正宗さん原作の漫画で、押井守監督に映画化されて世界でも大きく認知され、これまでにも様々なアニメ監督の下でアニメ化されています。
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サイボーグやアンドロイド、電脳化の進んだ近未来が設定の舞台で、犯罪や汚職を事前に察知してその被害を最小限にとどめたり未然に防ぐ、内務省直属の「公安9課」と呼ばれる公安警察組織です。
その公安9課が通称「攻殻機動隊」と呼ばれています。
作品のタイトルであり、その組織名が今回の「クレヨンしんちゃん」で「甲殻類機動隊」として使われることになりました。
ユーモア満載のクレしんの作品ですが、今後も今回のように強烈なネタを放り込んでくれることに期待です。
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