出典 http://news.tv-asahi.co.jp/
2017年5月3日(水)の午前の午前9時頃に、愛媛県今治市室屋町の市営住宅1階に住む、無職の岡本久行さん(70)と、その母である同居する岡本ユキヱさん(92)が刃物のような物で刺し、死亡と重傷者を出す事件が発生しました。
スポンサーリンク
母ユキヱさんは胸を刺されて搬送先の病院で死亡し、息子の久行さんも背中に重傷を負いました。
重傷を負った岡本久行さんは「知らない中年の女に切りつけられた」と語っており、愛媛県警は殺人事件として捜査。
そして5月4日(木)の午後に、警察が任意の事情聴取を女性に行い、その結果その女性に容疑が固まり逮捕するという状態に至りました。
●殺人の状況まとめ
岡本親子の死傷について
5月4日(水)に殺害された岡本ユキヱさんと息子の岡本久行さんについてですが、午前9時ごろ発生し、部屋の中で被害に遭われました。
そして、現場に凶器とみられる刃物が残されていたとのことです。
犯人の特徴は?
今回の殺害でわかった、犯人とみられる女性は次の特徴があるとのことです。
年齢は、40歳前後。
体格や身長は小柄。
服装は青い上着にスカート。
個人の特徴としては、タオルを持っているということ。
犯行後は、自転車で逃走した。
スポンサーリンク
重傷を負った岡本久行さんは「知らない女性」と証言。
警察は、犯行後自転車で逃走したことからも、土地勘のある人物である可能性も視野に入れていた。
●同一犯?先月にも類似の殺人事件
また、今回の事件に際して、先月の4月26日(水)にも高齢者女性の殺人事件があり、警察は同一犯の可能性も視野に入れて捜査していました。
この殺人事件があった場所は、5月3日に殺害された岡本さんの住宅から約400メートル南西にある、同じ今治市の別宮町にある住宅。
殺害されたのは、一人暮らしの越智サツキさん(81)で、腹部に幅数センチに及ぶ刺し傷を受け死亡が確認されました。
同日午後1時20分ごろ、ヘルパーの方が発見し警察に通報したものです。
1階の部屋の床で血を流して倒れており、同じく現場に刃物が残されていました。
無理やり侵入した形跡や荒らされた形跡は無かったとのこと。
●動機や家への侵入方法は?
今回の事件で、犯人の女性がどうやって家へ侵入したのか?
目的や動機は何か?についてまだ明かされてはいない状態です。
知らない女性に襲われたということや、部屋が荒らされていないことによる強盗目的ではないということになると、単に無差別な殺人目的ではないか?という見解が強い状態です。
●容疑者の女性が自殺
重要参考人として警察が経緯を聴取する結果となりましたが、その女性が自殺するという結果となってしまい、事件の真相はわからずじまいとなってしまいました。
一番容疑の疑いに高い女性が自殺したということは、犯人である可能性は高いものでもありますが、その100%の確証はありません。
一度家に帰した警察にも批判が集まっていますが、その数日後にはニュースでも取り上げられなくなり、真相はいまだに謎のままです。
犯人であったという確証が得られ、近隣住民の方が安心できる状態になることを祈っています。