2017年6月7日(水)に、8月4日(金)に公開となる実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の予告動画が公開されました。
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週刊少年ジャンプの大人気シリーズで、近年アニメ化もされているジョジョの奇妙な冒険の第4部ですが、昨今の多くの漫画が実写化されて、原作との違いなどから賛否両論が分かれているところですが、早くも原作との大きな差が見られ話題となりました。
その部分について検証と紹介をしていきます。
●問題の部分は?
今回原作との違いで問題となったのは、主人公の東方仗助が通う「ぶどうヶ丘高校」の同校女子高生複数人に「ジョジョ先輩!」と呼ばれていたというものです。
タイトルの「ジョジョの奇妙な冒険」からジョジョという単語を強調させたかったのかもしれませんが、実際のところ東方仗助を「ジョジョ」と呼ぶ人は本作中にいません。
第1部から続く、ジョセフ・ジョースターのように主人公の名前に中に「ジョジョ」が入っていることからの一部愛称やその人達を指してきているようなものなので、何がどうやって映画でジョジョ先輩と呼ばれるようになったのか謎が大きいところです。
●予告動画の問題の部分は?
予告された動画の中の問題の部分は【0:25】からの部分です。
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この中で短いですが、同校女子生徒から「ジョジョ先輩!」呼ばれるシーンがあります。
「今日の髪型も決まってるし~」と、女子高生からモテモテの様子は原作漫画と同様に伝わりますが、何度もいう通り「ジョジョ」と呼ばれるという事実はありません。
●原作との違いは?画像比較
その問題の動画の部分と、原作漫画の該当する部分を比較してみたいと思います。
その部分は次のものになります。
明らかに「仗助くん」と下の名前で呼ばれています。
決して「ジョジョ先輩」というワードは出てきませんし、ここで改めて「ジョジョ」を強調する必要は無いとも思われるのですが・・・
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そしてさらに気になることがあります。
それは「仗助くん」という呼び方が、いかにも同年か、女子高生の方が先輩かのようにフレンドリーに読んでいるという事です。
ということはまず、東方仗助は原作では「先輩」ですらないということです。
●東方仗助は先輩ですらない~証拠画像
ジョジョ先輩と実写映画では呼ばれていますが、原作では高校で先輩であるという表記はありません。
むしろ、最低学年である高校1年生であるということの方が証拠として原作漫画にあります。
明らかに「一年B組 東方…仗助です」と、自身が1年であることを明かしています。
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この部分は、女子高生が原作では「仗助く~ん」と呼ぶ少し前の、髪型を馬鹿にした不良先輩に最初にスタンド「クレイジーダイヤモンド」を食らわせるシーンあたりになります。
これで確実に、主人公東方仗助が先輩ではないことが原作から証明されました。
もしかしたら映画の中では、同系列の女子中学生から「ジョジョ先輩!」と呼ばれた可能性もありますが、同じ高校に通い、重要な女性キャラクターでもある「山岸由花子」を見ても制服が同じ高校のものと思われます・・・
多少の設定の変更はあるかもしれませんが、時系列を崩してしまって何か得があるのか?気になるところではありますが、今後の新たな予告、スタンドのCG演出にも期待していきたいと思います。